借入

借り入れは消費者金融よりも銀行系のキャッシングの方がよかった理由

あくまで個人的なことですが、以前、どうしてもお金をどこかから用立てる必要が出来て、キャッシングを利用したことがあります。現在は既に完済していますが、今考えると、借り入れの申し込みはもう少し情報を集めて検討した方がよかったと少し後悔しています。

私の場合は、消費者金融系の会社1社から30万円を借りて約2年で完済となりましたが、後で金利の計算をしてみたところ、ちょっと驚きました。この時は年利が10%でしたので、300,000×0.1で利息は30,000円となり、それが2年間で返済する額は合計360,000円になります。これを24で割ってみると、毎月の返済額は15,000円になります。実を言うと、金利と返済額の計算式は返済方式によって複数の種類があり、本当はもっと複雑なのですが、ここではできるだけ話をわかりやすくするために、これを含めてこの話の中では単純な式にしてありますので、実際の返済額とはズレがあることをご承知置きください。

ここでふと思ったのが、もし銀行系の会社からもう少し低い金利で借りれたら、返済額はどうなっただろうかということです。仮に同じ額を年利8%で借りることができたらどうなったでしょうか。この場合は、300,000×0.08で利息は24,000円となり、それが2年間で返済する額は合計348,000円になります。この時点で返済額が1万円以上違いますね。これを24で割ってみると、この場合の返済額は月々14,500円になります。たった500円の差かと思う方もいるかもしれませんが、返す側の立場になってみれば、少しでも返済額が小さい方が嬉しいものです。

私の場合は毎月多少余裕があったので、少しずつですが繰り上げ返済が出来ましたが、それぞれの場合で毎月1,000円ずつ多めに返済したとするとどうなるでしょうか。年利が10%の場合だと、1,000円プラスで16,000円ですから、360,000÷16,000=43.636…で、だいたい23ヶ月で完済できる計算になります。これが8%だと、1,000円プラスで15,500円ですから、360,000÷15,500=22.451…で、ちょっと頑張ればほぼ22ヶ月で完済できますね。返済額だけでなく返済期間においても、少しでも短くなればそれはまた負担が大きく違ってきます。

銀行系はよく審査が厳しいと言われてるせいで、私の場合はろくに情報も集めずに安易に消費者金融系に申し込んでしまいましたが、少しの差が後々大きな負担になって跳ね返ってくることを体感した者から言わせていただければ、まずはできるだけ情報を集めた上で銀行系への申し込みを検討することをおすすめします。




このページの先頭へ