借入

借入金が大きくなりそうなら銀行系キャッシングを検討すべき理由

可能であればしたくはないのがお金の借入というものですが、時には事情があって、どうしても借入が必要になってしまうこともあるでしょう。そんな場合にキャッシングに頼るとしたら、選択肢としては銀行系や信販系、消費者金融系がありますが、借入額が大きくなりそうであれば銀行系を選ぶ方が得ですね。やはり銀行系だと限度額が大きめな上に、金利が低めというのが大きな強みですから。

また消費者金融系は、会社にもよりますが、銀行系に比べて借入限度額が小さめで金利が高めの傾向があるので、もし希望額に足りず複数の会社から借入をする羽目になった場合、返済に苦労する可能性が大きくなります。

ここで、150万円を借り入れて1年後に返済した場合を考えてみましょう。

銀行系だと限度額が300万円以上あることが多いので、ここでは1社から150万円を借りて1年後に返済するとします。銀行系のキャッシングの場合、会社ごとに金利は異なりますが、だいたいの目安として年利6%前後から18%の間といったところですので、ここでは年利8%としてみます。そうすると1年間の利息は、1,500,000×8%=120,000円となります。

そして、もう一つ、消費者金融系から借りる場合を考えてみます。消費者金融系だと限度額が50万円までの会社も珍しくないので、仮に3社から50万円ずつで合計150万円を借りたとします。消費者金融系ももちろん、会社によって返済時の金利は異なりますが、限度額が50万円までの会社ですと年利10%前後から18%の間といったところが多いので、ここでは3社とも年利12%としてみます。そうすると1年間の利息は、(500,000×12%)×3=180,000円となり、何と6万円もの差が出てきます。この差は月々の支払の負担に当然影響しますし、何より複数の会社への返済は、それだけで精神的にもかなりの負担となります。

金利は低くても審査が厳しいからと最初から銀行系を敬遠する人は案外多いようですが、金利と同じく審査基準も会社によって異なりますので、借入金の額が大きくなりそうなら最初から銀行系のキャッシングについて、できるだけ情報を集めて検討することをおすすめします。




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