借入

住宅ローンの借入限度額については、年収も含めてここがポイント

住宅ローンの借入を考えている人にとっては、借入限度額の審査がいくらぐらいまでなら通るのかというのは切実な問題ですね。

実際のところ、審査基準は金融機関にもよりますが、一番のポイントはやはり年収です。パンフレットによっては、「年収○円以上で安定した収入のある方」とある程度具体的な条件を書いてある場合もあるようです。自営業者の場合、最低でも直近三ヶ月以上の収入状況が把握できる書類など、何か収入面での客観的な裏づけがあると金融機関の印象が違ってくる場合があるようです。また、年収に関係したポイントとしては、毎年の返済額が年収の4分の1以内で、なおかつ、希望借入額が希望する物件価格の8割以内というのが一般的な住宅ローンの審査の「合格ライン」と言えます。例えば、年収400万円の人であれば、毎年の返済額が100万円以内といったところですね。

ただし、実際にはこの範囲内でも残念ながら審査に落ちてしまう方がいらっしゃいます。実際のところ、年収は一番大事な評価ポイントではありますが、住宅ローンの場合は、頭金や諸経費がどの程度用意できるかや、借りる人の信用情報も大事なポイントです。頭金については、最低でも希望物件の価格の2割は欲しいところです。また諸経費もローンとは別に現金で用意すべきところです。あとは、信用情報ですが、もし夫婦の年収を合算して住宅ローンを申し込むような場合は、夫と妻の両方の信用情報が審査の対象となるため、特に注意が必要です。なお、申し込み先の銀行の系列のローンカードが複数ある場合は、不要なカードを解約すると、その分、信用枠を増やしてくれるなどの融通が利く場合もありますので、まずは銀行に相談してみるとこをおすすめします。




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