借入

借入の返済をシュミレーションするとしたら

住宅ローンなど、額の大きいローンを組む場合に、銀行ごとにローンのプランを比較したい場合に返済額のシミュレーションをあらかじめ自分でやってみたいという方は多いものです。銀行によっては、公式サイトで借入の返済プランをシシミュレーションできるところもありますし、ネットで検索してみると、エクセルを使ったシミュレーションのやり方を解説しているところもあります。

ただし、こういったシミュレーションを行なう前に、あらかじめ返済金利の仕組み等を知っておくことは重要なことです。返済方法が異なると金利の計算方式が異なる場合がありますし、そういった場合は、単純に金利の数字だけでどちらがいいか判断するのは難しい場合もあるからです。

特に住宅ローンを組むことを考えている場合は、「元利均等返済」と「元金均等返済」という2つの言葉の意味を知っておいた方がいいです。簡単に言いますと、元利均等返済は利息を含めた毎月の返済額が一定なのに対し、元金均等返済は毎月の返済額が変わる(支払を続けていくにつれて、利息を含めて返済額が減っていく)ものです。教育費などの支出が一段落している夫婦であれば、ある程度、先の見通しが立てやすい元利均等返済の方がいいかもしれませんし、そうでなければ、最初の負担が大きくなりますが、ある程度返済が進むと後の負担が軽くなっていく元金均等返済を検討するという考え方もあります。その他、住宅ローンの借入を申し込む上での「前提条件」として、「年間の返済額は年収の25%まで」「融資の上限は物件の価格の80%まで」といったこともあらかじめ考慮しておくと、より現実味のある返済プランのシミュレーションができるでしょう。




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