借入

30歳で住宅ローンの借入における可能額を試算してみてもらったら

住宅ローンの申し込みを考えているけど、どの程度貸してもらえるんだろうか・・・?

このような悩みを持っている方は多いと思います。

そこで30歳で住宅ローンの借入における可能額を試算してもらったらどうなるかを大まかに計算してみたので、ご紹介したいと思います。なお、先に書いておきますが、ローンの計算は結構複雑な上に、繰上げ返済等をするかしないかなどの前提条件によっても結果がいろいろ変化します。ですので、話をわかりやすくするために、できるだけ簡単な計算式で大雑把な目安として書いていることをあらかじめご承知置きください。

まずはご主人の年収を400万円とします。奥様にも収入がある場合、金融機関によっては夫婦としての年収を元に査定ができるところもあるようですが、ここではご主人の年収のみを基準として試算します。年収のうち、どの程度までを返済に回せるかの比率を「返済比率」と言いますが、住宅ローンでは25%までというのが一般的な目安ですので、ここではそれで計算することにします。まず、年収の中から住宅ローンに回せるお金は1年間で、4,000,000×0.25=100万円となります。これを月単位にしてみると、1,000,000÷12で小数点以下を四捨五入すると、毎月、住宅ローンに回せるお金は、83,333円となります。

住宅ローンの返済金利としては、試算の際に店頭基準金利の10年ものの金利が使われることが多いので、今回はそれを使ってみます。店頭基準金利とは、店頭表示金利もしくは店頭金利とも呼ばれ、預金やローンの金利として市場動向に応じて各金融機関が独自に設定する金利のことですが、ここでは3%とします。ここで毎月利息込みで8万円ずつ返済するとしたら、年利3%で1年返済でいくら返せるかを計算した上で、単純にそれを20回(20年)続けるとしたら、大まかな借り入れ可能額は合計でいくらになるかを考えてみます。毎月8万円ずつの支払を12ヶ月に渡って行ったとしたら、1年間で合計96万円となります。これに年3%の金利が加算されると、1年間の利息は960,000×0.03=28,800円となります。これを12で割ると、毎月の利息は28,800÷12=2,400円となるので、年利3%で、支払額が利息込みで毎月8万ずつの1年返済の場合、借りれる額は、(80,000-2,400)×12=931,200円になります。もしこれを単純に20回繰り返したとしたら、931,200×20=1860万円程度は、ほぼ借入可能な額と考えられます。もちろん、この計算には誤差が含まれますから、あくまでも大まかな目安として考えてください。銀行によっては、住宅ローンのシミュレーションをサイト上で行える場合もあるので、それを使ってみた上である程度の目処が立ちそうなら、銀行に住宅ローンの相談をしてみることをおすすめします。




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